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2011年8月30日火曜日

wiiだけが接続できません。

 

ひかり電話ルータ+無線LANカードでのトラブル事例です。
今回は無線LANでのインターネット接続設定のお客様。
環境はNTTフレッツ光ネクスト回線で、ひかり電話ルータ”PR-400NE”に無線LANカード”SC-40NE”の組み合わせで、PC2台+Wii1台の無線設定をご希望です。

まずは例のごとく、ひかり電話ルータに無線LANカードを装着。
PCから無線接続設定を行い、PPPoEを設定したらインターネット接続完了。
ちなみにSSID、暗号化共有キーは本体側面に印刷されているので、それを各PCに設定すればOKです。
とここまではいつもの通り問題なく完了。

続いて、Wiiの無線接続です。
WiiのWiFi設定で、SSIDを検索”pr-400n-×××××-1を見つけたらそれにそれを選択し、あとは共有キーを入力すれば接続完了。。。。のはずですが…
なぜか接続エラーです。
共有キーの入力ミスだろうと、何回かチャレンジするもやはり接続できません。
ではではということで、マルチSSIDの2で接続してみることに。
ここで注意しなければいけないのは、マルチSSIDの2はデフォルトでマックアドレスフィルターがONになっていますので、これをまずはチェックを外します。
SSID2のセキュリティはデフォルトでWEPですので、接続は問題ないだろうと判断したのですが、結果は同じです。
それではということで、暗号化をすべてOFFなら…
やはり接続できません。
wiiのエラーコードは「52030」。調べてみると
「DCHPサーバからIPアドレスが取得できない」という内容のようです。要はルータと通信ができていないということです。まあつながらないということでね。

では・・・・ということで、手持ちのイーモバイルのポケットWiFiにwiiが接続できるか確認してみました。
セキュリティはWPA/WPA2モードですが問題なく接続できます。

と、いうことでwiiは問題がないということがわかりました。
PR-400NEの無線モードは「11n/g/b」モード、ポケットWiFiは「11g/b」モードですので、よもやと思いPR-400NEを「11g/b」モードに変更して接続したところ、接続できました。
えっ!…もう一度「11n/g/b」に戻すと接続エラー

それではということで、私のPCの無線デバイスを11g/bに変更して接続してみたのですが問題なく接続できます。

どうやら、PR-400NEの「11n/g/b」モードではwiiは接続できないようです。
お客様には内容を説明したところ、11nでなくてもいいかな…ということで、PR-400NEを「11g/b」モードに固定し作業は完了しました。


以前は、他メーカの親機・子機ではうまく接続できない。などのトラブルはあったのですが、最近ではあまり聞かなくなりました。しかし今回は無線LAN機器の相性ということになるのでしょうか…?

 

2011/12/27 追記
PR-400NEのファームウェアバージョン「1.26」にて「11n/g/b」モードで接続トラブルが解消されてようです。
wiiだけが接続できません… 接続できました」の記事を参照

 

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2011年8月8日月曜日

セキュリティソフトをダウンロードできません

今回は、回線変更に伴いPC1台無線LANでのインターネット接続設定のお客様。
まずは、無線ルータへ無線接続、光電話ルータへ接続設定、メールの設定と、特に問題なく順調に進み、最終チェックを行ったとき、ふとセキュリティソフトがインストールされていないことに気が付きました。

通常では、Windowsセキュリティセンターがメッセージを出すはずなのに出ていないので、「うるさいから止めてあるのかな?」程度に考えていました。

お客様に、「セキュリティソフトがインストールされていないので、出来ればセキュリティソフトのご検討してください」とご案内したところ、
「お金をかけないでウイルス対策がしたい」とのご希望
そこで、MicrosoftSecurityEssentialsをご紹介、これをインストールすることにしました。

いつものようにMicrosoftSecurityEssentialsのページからダウンロードを行ったところ、突然パソコンが再起動!!

「あれ!」と思いながら、何度ダウンロードしようとしても同じ現象が起こります。そこでMicrosoftの「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」をダウンロードしようとしたのですが、やはりパソコンが再起動します。

どうやら、何かがMicrosoftのセキュリティ関係のダウンロードを阻止しているのではないか?そうするとセキュリティセンターが停止していたのもそのせいかもしれません。

この場合、別のPCでダウンロードしインストールするか、セーフモードでダウンロードするかどちらかの方法を選ぶことになります。
今回はインターネットの接続がルータ経由ですので、PCをセーフモードにしてダウンロードしてみることにしました。
セーフモードでは無線LANは使えませんので、LANケーブルでルータに接続し、まずは「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」をダウンロート、ウイルスチェックを行うことにしました。

やはり、セーフモードでは問題なくダウンロードでき、そのまま「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でクイックスキャンを行うことにしました。

結果、出てきました。
Win32/Brontok.C
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」で削除後、再起動
通常モードで「MicrosoftSecurityEssentials」をダウンロード、何事も無かったように無事インストールも終了しました。

同時にセキュリティセンターも動作しています。
やはりこれも「Win32/Brontok.C」の仕業だったのでしょうか?

インストール後最終動作確認を行い、お客様にMicrosoftSecurityEssentialsのフルスキャンを行っていただくことになり、本日の作業は終了しました。

Win32/Brontokについて調べてみました結果
http://www.microsoft.com/security/portal/Threat/Encyclopedia/Entry.aspx?name=Win32%2fBrontok


上記ページの翻訳
Win32/Brontokの存在の症状は特定のバリアントに応じて異なる場合があります。症状には以下のようなものがあります:

  • アプリケーションが起動直後に、アプリケーションが閉じたり、Windowsが再起動します。
  • ユーザーは、特定のセキュリティ関連のソフトウェアを更新するまたは特定のWebサイトを参照してくださいすることはできません。
  • ユーザーは、Windowsエクスプローラのフォルダオプションを変更できません。
  • ユーザーは、タスクマネージャ、レジストリエディタ、またはコマンドシェルなどの特定のWindowsツールを、実行することはできません。

また、このウイルスはEメールで感染するようですが、USBメモリ経由で感染する亜種もあるようです。

また感染したPCのアドレス帳のメールアドレス宛にウイルスメールを送信、感染拡大を図る動作を行うようです。

作業終了後お客様にMicrosoftSecurityEssentialsでのフルスキャンをお長いしていたので、後ほど電話で確認をしたところ、10数件のウイルスを検出、削除したとのことでした。
お客様に今回のウイルスについてご案内したところ、
「パソコンはあまり使っていなかったのに… やっぱり、ウイルス対策は必要なんですね」と身を持ってウイルス対策の必要性がわかっていただけたようでした。

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