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2011年12月27日火曜日

wiiだけが接続できません… 接続できました

以前書いた「wiiだけが接続できません。」のその後…

先日、全く別のご依頼で以前「wiiだけが接続できません。」のお客様とところへお伺い致しました。
今回は、新たに購入した無線LAN複合機の設定のご依頼です。

ご依頼の無線LAN複合機の設定は完了した後、お客様より「そう言えば、前回wiiに接続するために無線設定を変更したんだよね、早い無線だとwiiが接続できないんだっけ?」
「wiiを使わないときに、早い無線に変えるにはどうしたらいいんだっけ?」

前回PR-400NE+SC-40NE組み合わせで、なぜか「11n/g/b」モードではwiiが接続できず、「11g/b」モードで接続される状況でしたので、「11g/b」モードに固定をしてという経緯がありました。

前回の状況をもう一度ご説明し、無線のモード変更の方法を説明しながら、実際に無線モードを、「11g/b」から「11n/g/b」に切り替えました。
切り替え後に、wiiを起動し「このモードでは接続エラーが起こります」と言おうとしたのですが、なぜかエラーは起こらず、問題なく接続できています。

「問題なくつながっていますねぇ」
このまま接続できていればいいのですが、なぜ前回がダメで今回が接続できるのか、確認する必要があります。

で、一番に思いついたのが、ルータのファームウェアです。
NTTのひかり電話ルータの場合、デフォルトでファームウェアは自動更新となっていますので、ファームウェアの更新で接続出来なかった不具合が解消されたことが考えられます。

ファームウェアのバージョンを確認した所「1.26」
これを検索した結果、ありました。
http://www.ntt-west.co.jp/kiki/download/flets/pr400ne/index.html

更新の日付は2011/10/24、前回訪問より後ですね。
更新内容は「ネットワークに接続する際の安定性を向上いたしました。」なるほどね、機器の接続性の修正ということでしょうか?

いずれにしても、ファームウェアのバージョンアップでwiiへの接続が改善されたようです。

無線ルータ等の機器でうまく接続できない、接続不安定等があった場合、基本的にはファームウェアバージョンアップ、または子機側ドライバーバージョンアップで解消されることは、これまでもよくあり、接続性トラブルには真っ先に行う内容ではあります。(前回もファームウェアは確認しましたが、その時点での最新バージョンにはなったいました。)

最近は、無線接続でのトラブルが大分少なく、ファームウェアバージョンを調べて…という作業もほとんど行う機会がなくなってきました。
しかし、この手のトラブルにはやはり、まずはファームウェアチェックが大切ですね。

 

 

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2011年10月17日月曜日

DNSサーバが応答しない… トラブル考察

インターネット接続がうまくできない。などのトラブルで、「DNSサーバが応答しない」といったエラーメッセージが出ることがあります。

DNSサーバとは、一般にインターネットエクスプローラなどブラウザなどが、インターネット上のサーバへ接続する際のインターネットアドレス(url) などのからIPアドレスを教えてくれるサーバです。

インターネットのHPへアクセスする際、ブラウザにurlを入力してアクセスしますが、実はインターネット上のサーバへの接続はIPアドレスを指定してあげないと接続できません。
しかし、IPアドレスは数字の羅列に過ぎないため、なかなか覚えることも難しく、そこでurlでアクセスできるような仕組みになっています。
例えば、Yahoo JAPANのホームページは
urlはwww.yahoo.co.jp ですが、
IPアドレスは 124.83.171.240となります。

ちなみにYahooJAPANのIPアドレスを直接ブラウザのアドレス欄に入力しても、YahooJAPANのホームページを開くことができます。

YahooJAPANにアクセスする際、ブラウザに www.yahoo.co.jp と入力すると、まず、www.yahoo.co.jp のIPアドレスをDNSサーバに問い合わせし、その結果、124.83.171.240 のIPアドレスに接続することになります。
このため、DNSサーバに問い合わせする際、DNSサーバの応答がなければ、IPアドレスを教えてもらうことが出来ず、HPが開けないことになります。

では、「DNSサーバが応答しない」と言ったトラブルの原因は、

1.インターネットに接続できていない。

2.インターネットに接続できているが、DNSサーバに接続できない。

3.DNSサーバがダウンしている。

の3つの要因が考えられます。
このうち、今回は2.の「インターネットは接続できているが、DNSサーバーに接続できない」について考えてみます。

インターネットへの接続形態がルータを介して接続している場合、ルータはブロバイダーに接続し、IPアドレス(グローバルアドレス)とDNSサーバのアドレスをブロバイダーから取得する。
ルータに接続しているPCなどの機器は、ルータからIPアドレス(ローカルアドレス)、DNSサーバアドレスを取得する。形になりますが、この時ルータに接続している機器のDNSサーバアドレスはルータのアドレスとなります。

この場合、PCからのYahooJAPANへアクセスすると、

PC→www.yahoo.co.jp→ルータ→www.yahoo.co.jp→DNSサーバ
DNSサーバ→124.83.171.240 ルータ→124.83.171.240 →PC
となり、やっとYahooJAPANのページへアクセスすることができます。

PCから スタート→アクセサリー→コマンド プロンプトを選択
(またはプログラムとファイルの検索にcmdと入力)
コマンド窓からルータへping(接続確認)コマンドを送ります。
ping 192.168.1.1(ルータのアドレス)
image
ルータのアドレスがわからない場合は、ipconfig と入力すると表示される デフォルトゲートウェイの値が、ルータのIPアドレスとなります。

次にYahooJAPANへpingコマンドを送ってみます。

C:\Windows\System32>ping www.yahoo.co.jp
ping 要求ではホスト www.yahoo.co.jp が見つかりませんでした。ホスト名を確認してもう一度実行してください。

この表示になったということは、DNSサーバからIPアドレスを受け取れなかったということになります。(ただし、入力間違いでも同じ表示となります)

次にYahooJAPANのIPアドレスでpingコマンドを送ってみます。

C:\Windows\System32>ping 124.83.203.233

124.83.203.233に ping を送信しています 32 バイトのデータ
:
124.83.203.233 からの応答: バイト数 =32 時間 =27ms TTL=46
124.83.203.233 からの応答: バイト数 =32 時間 =26ms TTL=46
124.83.203.233 からの応答: バイト数 =32 時間 =27ms TTL=46
124.83.203.233 からの応答: バイト数 =32 時間 =28ms TTL=46

124.83.203.233 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 26ms、最大 = 28ms、平均 = 27ms

以上の表示が出た場合、IPアドレスでYahooJAPANのサーバに接続できたということになりますので、
まさしく、「インターネットは接続できているが、DNSサーバーに接続できない」状態となっているわけです。

では、原因を考えてみると、

1.ルータの接続設定のDNS自動取得がOFFになっている
*ブロバイダーによっては手動で設定を行う必要がある
2.PC側のTCP/IP設定のDNS自動取得がOFFになっている
3.DNSサーバがダウンしている。

以上から、
・ルータのブロバイダーへの接続設定をもう一度確認する。
・PCのTCP/IP設定をIPアドレス/DNSサーバアドレスをを自動取得にする。

また、同じルータに接続されているPC等の機器のうち、問題なく接続しているものと、接続できないものが混在している場合は、それぞれの機器のTCP/IP設定(ネットワーク設定)を見なおしてみると案外簡単に原因がわかるかもしれません。

ちなみに、インターネットに接続できているが、DNSエラーが出る場合、DNSサーバアドレスを、googleの公開DNSサーバーに設定して見るのもひとつの手かもしれません。

google 公開DNSサーバー 8.8.8.8 or 8.8.4.4

 

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2011年8月30日火曜日

wiiだけが接続できません。

 

ひかり電話ルータ+無線LANカードでのトラブル事例です。
今回は無線LANでのインターネット接続設定のお客様。
環境はNTTフレッツ光ネクスト回線で、ひかり電話ルータ”PR-400NE”に無線LANカード”SC-40NE”の組み合わせで、PC2台+Wii1台の無線設定をご希望です。

まずは例のごとく、ひかり電話ルータに無線LANカードを装着。
PCから無線接続設定を行い、PPPoEを設定したらインターネット接続完了。
ちなみにSSID、暗号化共有キーは本体側面に印刷されているので、それを各PCに設定すればOKです。
とここまではいつもの通り問題なく完了。

続いて、Wiiの無線接続です。
WiiのWiFi設定で、SSIDを検索”pr-400n-×××××-1を見つけたらそれにそれを選択し、あとは共有キーを入力すれば接続完了。。。。のはずですが…
なぜか接続エラーです。
共有キーの入力ミスだろうと、何回かチャレンジするもやはり接続できません。
ではではということで、マルチSSIDの2で接続してみることに。
ここで注意しなければいけないのは、マルチSSIDの2はデフォルトでマックアドレスフィルターがONになっていますので、これをまずはチェックを外します。
SSID2のセキュリティはデフォルトでWEPですので、接続は問題ないだろうと判断したのですが、結果は同じです。
それではということで、暗号化をすべてOFFなら…
やはり接続できません。
wiiのエラーコードは「52030」。調べてみると
「DCHPサーバからIPアドレスが取得できない」という内容のようです。要はルータと通信ができていないということです。まあつながらないということでね。

では・・・・ということで、手持ちのイーモバイルのポケットWiFiにwiiが接続できるか確認してみました。
セキュリティはWPA/WPA2モードですが問題なく接続できます。

と、いうことでwiiは問題がないということがわかりました。
PR-400NEの無線モードは「11n/g/b」モード、ポケットWiFiは「11g/b」モードですので、よもやと思いPR-400NEを「11g/b」モードに変更して接続したところ、接続できました。
えっ!…もう一度「11n/g/b」に戻すと接続エラー

それではということで、私のPCの無線デバイスを11g/bに変更して接続してみたのですが問題なく接続できます。

どうやら、PR-400NEの「11n/g/b」モードではwiiは接続できないようです。
お客様には内容を説明したところ、11nでなくてもいいかな…ということで、PR-400NEを「11g/b」モードに固定し作業は完了しました。


以前は、他メーカの親機・子機ではうまく接続できない。などのトラブルはあったのですが、最近ではあまり聞かなくなりました。しかし今回は無線LAN機器の相性ということになるのでしょうか…?

 

2011/12/27 追記
PR-400NEのファームウェアバージョン「1.26」にて「11n/g/b」モードで接続トラブルが解消されてようです。
wiiだけが接続できません… 接続できました」の記事を参照

 

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2011年8月8日月曜日

セキュリティソフトをダウンロードできません

今回は、回線変更に伴いPC1台無線LANでのインターネット接続設定のお客様。
まずは、無線ルータへ無線接続、光電話ルータへ接続設定、メールの設定と、特に問題なく順調に進み、最終チェックを行ったとき、ふとセキュリティソフトがインストールされていないことに気が付きました。

通常では、Windowsセキュリティセンターがメッセージを出すはずなのに出ていないので、「うるさいから止めてあるのかな?」程度に考えていました。

お客様に、「セキュリティソフトがインストールされていないので、出来ればセキュリティソフトのご検討してください」とご案内したところ、
「お金をかけないでウイルス対策がしたい」とのご希望
そこで、MicrosoftSecurityEssentialsをご紹介、これをインストールすることにしました。

いつものようにMicrosoftSecurityEssentialsのページからダウンロードを行ったところ、突然パソコンが再起動!!

「あれ!」と思いながら、何度ダウンロードしようとしても同じ現象が起こります。そこでMicrosoftの「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」をダウンロードしようとしたのですが、やはりパソコンが再起動します。

どうやら、何かがMicrosoftのセキュリティ関係のダウンロードを阻止しているのではないか?そうするとセキュリティセンターが停止していたのもそのせいかもしれません。

この場合、別のPCでダウンロードしインストールするか、セーフモードでダウンロードするかどちらかの方法を選ぶことになります。
今回はインターネットの接続がルータ経由ですので、PCをセーフモードにしてダウンロードしてみることにしました。
セーフモードでは無線LANは使えませんので、LANケーブルでルータに接続し、まずは「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」をダウンロート、ウイルスチェックを行うことにしました。

やはり、セーフモードでは問題なくダウンロードでき、そのまま「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でクイックスキャンを行うことにしました。

結果、出てきました。
Win32/Brontok.C
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」で削除後、再起動
通常モードで「MicrosoftSecurityEssentials」をダウンロード、何事も無かったように無事インストールも終了しました。

同時にセキュリティセンターも動作しています。
やはりこれも「Win32/Brontok.C」の仕業だったのでしょうか?

インストール後最終動作確認を行い、お客様にMicrosoftSecurityEssentialsのフルスキャンを行っていただくことになり、本日の作業は終了しました。

Win32/Brontokについて調べてみました結果
http://www.microsoft.com/security/portal/Threat/Encyclopedia/Entry.aspx?name=Win32%2fBrontok


上記ページの翻訳
Win32/Brontokの存在の症状は特定のバリアントに応じて異なる場合があります。症状には以下のようなものがあります:

  • アプリケーションが起動直後に、アプリケーションが閉じたり、Windowsが再起動します。
  • ユーザーは、特定のセキュリティ関連のソフトウェアを更新するまたは特定のWebサイトを参照してくださいすることはできません。
  • ユーザーは、Windowsエクスプローラのフォルダオプションを変更できません。
  • ユーザーは、タスクマネージャ、レジストリエディタ、またはコマンドシェルなどの特定のWindowsツールを、実行することはできません。

また、このウイルスはEメールで感染するようですが、USBメモリ経由で感染する亜種もあるようです。

また感染したPCのアドレス帳のメールアドレス宛にウイルスメールを送信、感染拡大を図る動作を行うようです。

作業終了後お客様にMicrosoftSecurityEssentialsでのフルスキャンをお長いしていたので、後ほど電話で確認をしたところ、10数件のウイルスを検出、削除したとのことでした。
お客様に今回のウイルスについてご案内したところ、
「パソコンはあまり使っていなかったのに… やっぱり、ウイルス対策は必要なんですね」と身を持ってウイルス対策の必要性がわかっていただけたようでした。

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2011年3月3日木曜日

WindowsXPが起動しません!!

「今朝PCを立ち上げたところ、黒画面白文字で”起動できません”云々と出ている。修復するは・・・と出ているけどどうしたらよいかわからない。」
こんな内容のご依頼電話がありました。

ちょうど一作業終わり、時間も空いていたのでそのままお客様宅へ伺いました。

まずは状況確認、PCを起動するとメッセージが

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
¥WINDOWS¥SYSTEM32¥CONFIG¥SYSTEM
オリジナル セットアップ CD-ROM から Windows セットアップを起動して、このファイルを修復できます。
修復するには、最初の画面で 'R' キーを押してください。

この内容は、Microsoftサポートオンラインに修復方法が記されています。Microsoftサポートオンライン
エラー メッセージ "次のファイルが存在しないかまたは壊れている" が表示され、製品版パッケージの Windows XP を起動できない

要するに回復コンソールを起動して、¥Windows¥ripair¥ に保存されている初回セットアップ時のレジストリファイルに書き戻してあげるという作業になります。
しかしこれには落とし穴があって、メーカ製のPCの場合、初回レジストリセットアップ時のログオンパスワードとの整合性が取れず、結局起動できないことが起こるようです。
Microsoftサポートオンラインでも以下の記述があります。

この資料では、製品版パッケージの Windows XP をお使い場合の解決方法のみ説明しています。ご利用の Windows XP が OEM 版 (プレインストール版) の場合は、コンピューターに付属するマニュアルをご確認いただくか、コンピューターの製造元 へお問い合わせください。

要するにパッケージ版WindowsXP以外はメーカに問合せしてくれということのようです。
以前、同じ症状で、単純に\windows\ripair\フォルダ内のSYSTEMを書き戻したところ、windows起動時に「パスワードが違う・・・」との趣旨のダイアログがでて、再起動を繰り返したという経験がありました。

また、プリインストールされているPCの場合、ほとんどがXPのセットアップCDは付属していないため、この方法をとるためには、XP起動ディスク(FD6枚)を作成する必要があります。

このエラーの場合、破損(消失)したレジストリファイルを正常起動するレジストリファイルに置き換えてあげればよいわけですので、今回は、システムの復元でバックアップされているレジストリファイルを使うことにします。
ファイルの操作は、XP回復コンソールでもいいのですが、CDで起動できる
Linuxを使って行いました。

CDから起動できる”Ubuntu”が手軽かな?
ということで、まずはubuntuを起動

ubuntuから、Widowsシステムドライブから
\windows\system32\config フォルダを開き
system software sam security default の各ファイルをリネーム
例:sysytem→system.bak など

次に \System Volume Information\_restore{********-****-****-....} フォルダを開き、"RP***"フォルダの更新日時が一番新しいフォルダを開きます。この中にある"sanapshot"フォルダ内に復元用にバックアップされているレジストリファイルがあります。

・_REGISTRY_MACHINE_SAM
・_REGISTRY_MACHINE_SECURITY
・_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE
・_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM
・_REGISTRY_MACHINE_DEFAULT

この5つのファイルすべてを \windows\system32\config\フォルダにコピーし、各ファイル名の"_REGISTRY_MACHINE_"を削除しリネームします。(_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM →SYSTEM)

以上の結果、無事Windowsは起動しました。
お客様は、
「昨日まで全く問題なく動作していたPCが、前触れもなく突然動かなくなるなんて・・・思いもしなかった」
と、おっしゃっていましたが、
「今回は修復はできましたが、PCが動かなくなるのは得てして突然起こります、それが、ハードディスクのクラッシュだった場合、修復は難しくデータの救出もかなり困難になります。そのために重要なデータは常々バックアップしておいてください。」とご案内したところ、
「前にも洞口さんからバックアップについて聞いていたけど、今回のことで大切なことがよくわかりました。」とご納得の様子でした。

パソコンが起動しなくなる・・・というトラブルはそうそう起こるものではありませんが、いつ起こっても不思議はないものです。
問題は、「起動しない」といったトラブルが起きた時にパソコン内に保存したデータが取り出せないことです。
極端な話、データのバックアップがあれば、PCが起動しなくても、とりあえず他のPCを用意できれば何とかなりますが、データもろともPCが起動しない場合、手の打ちようがありません。
PCはお金さえ用意できれば、手に入れることはできますが、データはそうはいきません。作れるデータなら時間の問題ですが、写真などのデータの場合もう作ることもできません。

みなさん、大事なデータは必ずバックアップを行いましょう。

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2010年12月25日土曜日

回線変えたら印刷できない!!

午前中のお客様の作業も終わり、午後は予定がないのでたまには庭の雑草取りでもしようかな・・・なんて考えながら帰り道を走っていたところ、お客様からの電話です。

「ホームページ(パソコン訪問サポート ホラグチ)を見て電話を掛けたのだが、
パソコン6台、複合機プリンター2台のLANを組んでいるが、LANがおかしくなってしまった。これをすぐにでも直してほしいのだが料金はどのくらい?」とのお話。
作業料金についてご案内し、とりあえず詳細をお聞きしました。

ADSL回線からはひかり回線へ切り替えたのち、印刷ができなくなったとのこと。
今までは、
ADSLモデム───無線ルータ ───HUB───各端末(2台無線)

これをひかり回線(Bフレッツネクスト)に変更、 
ひかり電話ルータ───無線ルータ ───HUB───各端末(2台無線) さ

ADSLモデムをひかり電話ルータに置き換えた形のようです。
お客様はすぐにでも来てほしいということで、「それではこれから伺います」と電話を切りお客様宅へ向かいました。

電話でのお話では、不都合の現象は
インターネットにはつながるが印刷できない」パソコンと
印刷できるがインターネットにつながらない」 パソコンが混在しているようです。

ここまで聞けば同業者ならば「ピン」と来ますね。
ルータの変更により、IPアドレスのセグメントが分かれてしまったため、相手によって通信ができなくなったと考えられます。
"インターネットにつながらないパソコンは、ルータとIPアドレスのセグメントが違う"
"印刷できないパソコンはプリンターとIPアドレスのセグメントが違う"
これが原因だろうと推測されます。

こんなことを考えながら、お客様宅へ向かいました。
到着後、早速状況を確認しました。

結果は予想通り
まずは、ネットワークの構成を確認しました。
電話で聞いていた通り、ひかり電話ルータで、インターネットへ接続。
バッファロー無線ルータがブリッチで接続。
4台のPC(無線3台有線1台接続)はIPアドレスが自動取得で192.168.1.**、一方プリンターのIPアドレスは"192.168.11.60"と"192.168.11.65"
これではインターネットに接続できるが印刷ができません。

2台のPC(有線)はIPアドレスは192.168.11.**で手動設定です。
これは印刷ができるがインターネットに接続することはできません。

どうやら、回線変更前は、バッファロー無線ルータでPPPoE接続をおこなっており、DHCPサーバーとなっていたため、IPアドレスを自動取得していたPCのIPアドレスが192.168.11.**となっていたため、ネットワーク内は192.168.11.**で統一されていたことにより、インターネット接続・ネットワークプリンタへの接続は問題なくできていた。
これを、ひかり回線に変更した際、ひかり電話ルータでPPPoE接続を行い、無線ルータをブリッチ接続としたため、ひかり電話ルータがDHCPサーバとなり、IPアドレスを自動取得としていたPCは192.168.1.**となり、インターネットへは接続できるがネットワークプリンタとIPアドレスのセグメントが異なり印刷ができなくなった。
また、192.168.11.**で手動設定していたPCはひかり電話ルータとIPアドレスのセグメントが異なりインターネットに接続できなくなったようです。

解決方法はネットワーク内機器のIPアドレスのセグメントを合わせればOKとなります。
今回の場合、以下の3つの方法が考えられます。

1.ひかり電話ルータをブリッチとして、無線ルータでPPPoE接続を行う。
(回線変更前と同じ構成となります。)

2.現状の接続で、192.168.11.**で設定されている機器のIPアドレスを    192.168.1.**に変更する。

3.現状の接続で、ひかり電話ルータのIPアドレスとDHCPサーバー設定を 192.168.11.**に変更する。

一番簡単なのは、1.の方法ですが、今回はBフレッツネクストハイスピードでの回線契約でしたので、ひかり電話ルータ(PR-S300NE)をそのままルータとして使用するほうが、回線スピードを生かせる(WAN/LANポートが1000BASE対応のため)ため、そのまま使うこととしました。
上記の2or3となるのですが、無線接続しているPCのうち、2台は現時点ここになく持ち出しているとのことで、設定の変更をすることができません。
そんなこともあり、今回はPR-S300NEのIPアドレスを変更することにしました。

image
PR-S300NEにログイン後メニューから「DHCPv4サーバ設定」を開きます。
ここで、LAN側IPアドレスをデフォルトの「192.168.1.1」→「192.168.11.1」に変更。開始IPアドレスをデフォルトの「192.168.1.2」→「192.168.11.2」に変更します。
これで、各PCのネットワークを再接続、各PCのIPアドレスが192.168.11.**となっていることを確認後、インターネット接続および、印刷が問題なくできることを確認して作業完了となりました。
今回、持ち出しているPCについても後日ご確認いただき問題があればご連絡いただくことにしました。

 

お客さまは回線が変わったことが原因でネットワークがおかしくなった。とお考えだったようですが、回線が変わったことが原因ではなく、ルータが変わったことによりIPアドレスが変わったことが原因です。
ネットワーク内に固定IPで接続されている機器(プリンター等)がある場合には、ルータを変えるときには接続機器のIPアドレスを確認しましょう。

 

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2010年11月13日土曜日

パソコンが遅い・・・メモリ増設のススメ

パソコンの電源を入れてからなかなか立ち上がらない。
パソコンの動作が遅い。

サポート依頼をいただき、ご依頼の作業が終わった後で、このようにご相談いただくことが多いですね。

以前の記事「パソコンの動作が遅い・・・その原因は」でも書いたのですが、メモリ不足が原因の場合がほとんどです。(この時は別に原因があったのですが・・・)

*メモリ搭載量で起動時間が変わるのはセキュリティソフト 起動時間の早いのは・・2011版のデータを見てください


今回はメモリ不足とはどういうことなのか書いてみようと思います。

パソコンの電源を入れると、HDD(ハードディスク)よりWindowsなどのプログラムを読み込み起動します。
この時、HDDから読み込まれるプログラムは、メモリに読み込まれ、それをCPUが実行することになります。
この時、実行するプログラムが多い(大きい)とメモリに入りきらなくなり、一時保管場所をHDDにつくり、そこに一時保管をします。(仮想メモリ)
このメモリとHDD間でのやり取りを「スワップ」と呼ばれています。

例えて言えば、料理を作る時、冷蔵庫などから調理台に食材を持ってきて、料理を行うと思いますが、たくさんの料理を作ろうと思うと、調理台がいっぱいになってしまい、食材が置ききれなくなり冷蔵庫に戻し、都度冷蔵庫から取り出して調理しなければなりません。
調理台にすべての食材がそろっている場合と、都度冷蔵庫に取りに行く場合を考えてみると、調理台にすべての食材がそろっているほうが、料理を作る作業の効率がよいですよね。
調理台をメモリ、冷蔵庫をHDDと考えれば、調理台(メモリ)が大きければ、冷蔵庫(HDD)に食材(プログラム・データ)を取りに行く手間がなくなり、より作業が効率よくできるようになります。

このように、メモリに読み込んでいるプログラム・データの量が、メモリ容量より少なければ、余計な仕事(スワップ)を行わないので、パソコンの動作も本来のスピードで行うことができます。

では自分のパソコンのメモリ容量と、メモリに読み込まれるプログラム・データ量はどうなっているかを知る必要があります。
これはタスクマネージャーから知ることができます。

タスクマネージャーの起動方法
デスクトップ上タスクバーの右クリックメニューからタスクマネージャーを選択
image
もしくは、キーボードCtrl+Alt+Deleteを押すとタスクマネージャーが起動します。

image

タスクマネージャーの、物理メモリとコミットチャージを確認します。
image

ポイントは、物理メモリの合計値をコミットチャージの合計値が上回っている場合、メモリが不足しているということになります。
PCの動作状況(動作しているプログラム等)により、コミットチャージは刻々と変化しており、コミットチャージの最大値が、PCが起動してからの最大のメモリ使用量となります。
経験上、WindowsXP SP3のばあい768MB(256+512)以上、できれば1GB(512+512)であれば、一般的な使い方ではスワップ動作は起きないと思います。

よく聞くのは「パソコンの動作が遅いので買い替え時かな?」なんてよく聞きますが、メモリ増設することにより見違えるほどサクサク動くことも多々ありますので、ほかに新しくパソコンを購入する必要がないのであれば、まずはメモリ増設をお勧めします。

では、具体的にメモリ増設については、また改ためて・・・・
次の記事→メモリを増設しよう

 

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2010年7月2日金曜日

Windows98ってひかり回線に対応していないの?

以前サポートをご利用いただいたお客様からの電話があり、「知人の会社でADSLからひかり回線に変えたら、ネットワーク内で接続できないPCがあるんです。接続できないPCはWindows98で、XPとVISTAのPCは繋がるんですが・・・」
「知人はWindows98はひかり回線に対応していないのかなぁ?と言っていたのですが、98だとひかりはつながらないのですか?」
そんなお話でした。

お話を整理してみると
・ネットワークはPC5台で98が3台、XP・VISTAが各1台。
・無線は使っていない。各PCはLANケーブルで接続している。
・これまでADSL回線で問題なくつかえていた。

お客様には「Windows98を使っていることはセキュリティ面の問題はありますが、ADSLで今まだ使えていたのでしたら、Windows98に限らず接続できるはずですよ。」とお伝えしたところ、結果サポートのご依頼をいただき、お伺いいたしました。

お伺いして、まずはネットワーク構成を確認
NTTひかり電話ルータ(PR-200NE)に8ポートHUBが接続、HUBから各PCに接続されている形です。
各PCのIPアドレスを確認したところで原因判明。

 

XP・VISTAはIPアドレス自動取得で正しくIPアドレスが取得できていました。
接続できない3台はと・・・・IPアドレスを手動で設定してあり、設定値は192.168.0.11~13となっていました。
これを自動取得にして、再起動
無事、インターネットが繋がりました。

ここで問題が・・・・
Win98で使っている業務アプリケーションがうまく動かない様子です。
どうやら、3台のPCとネットワークで連携しており、各PCのIPアドレスを自動取得にしたことで、各PC間の通信が業務アプリケーション上でできなくなったようです。
本来であれば、業務アプリケーションのネットワーク設定を変更、必要に応じでIPアドレスを192.168.1.*で固定してあげればよさそうなのですが、アプリケーションもカスタムメイドのようですし、そもそも、作成元の会社がすでに無くなっているということでサポートを受けることはできません。
となれば、ネットワーク設定を変更するのは、トラブルの元!
ということで、3台のIPアドレスは再度192.168.0.11~13に戻し、まずは業務アプリケーションが使える状態にしました。

こうなるとセキュリティ面の心配もあるので、win98の3台を業務アプリケーション専用PCとして、インターネットには接続しないほうがよいのではないかな?と考え、お客様に伝えました。が、できればインターネットへ接続したいという希望です。

解決策は2つかな・・・・
1.NTTひかり電話ルータのLan側IPアドレスを192.168.0.1に変更
2.NTTひかり電話ルータの下にルータを置く(2重ルータ)
Win98の3台と、VISTA、7のネットワークを分ける
これをお客様に伝えたところ、ADSL回線時に使用していたルータもとってあるということでしたので、2.案で2重ルータとすることに決まり、無事設定完了です。

win98対応のセキュリティソフトが現状ないため、いつ何時にウイルス感染による業務への支障が起こるなどの危険性があることをご案内し、できれば、業務PC3台が接続しているルータはNTTルータに接続しないのが一番なのですが・・・・

今後のことを考えれば、業務PCはVISTA or 7に置き換えていただくようご案内し本件作業完了

ということで、「ひかり回線はWin98でも使えるが・・・セキュリティ上お勧めできない」というのが昨今の状況なのでしょう。

 

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2010年4月22日木曜日

マカフィーでシステムトラブルが起きているらしい・・・ウイルス定義ファイルのバク?

今朝、「サイバーテロか?パソコンのトラブルが多発」といったニュースが流れており、よくよく見ていたら「セキュリティソフトの誤動作でパソコンが動かない」といった内容でした。

仕事柄、具体的に、どのセキュリティソフトで何が起こっているのか・・・と、さっそくネットで検索

どうやら、犯人はマカフィーでアメリカ時間4月21日配布されたウイルス定義ファイルをアップデートすると、Windowsシステムファイルをウイルスと誤検知して隔離・削除してしまい、再起動を繰り返えす・インターネットへの接続ができなくなる症状が起きるようです。

対応方法は、定義ファイルを削除後、誤検知され削除されたシステムファイル「svchost.exe」を元に戻す必要があるようです。
詳細は→定義ファイル(DAT):5958アップデート後のシステムトラブルについて(マカフィーサポートページ)

つい先日もウイルスセキュリティZEROで同じような話があり、こちらはPCが起動できなくなったしまうといった内容でした。
ウイルスセキュリティをお使いのお客様へ 重要なお知らせ(ソースネクスト:サポート 2010.4.13)

過去を振り返れば、ウイルスバスターのパターンファイルでパソコン動作が極端に遅くなるなんてこともありました。
トレンドマイクロ、PCを守るはずのパターンファイルに不具合
(ITmediaエンタープライズ2005.4.23記事)

このときも結構大きなニュースで取り上げられており、私の自宅PCも見事にやられていました・・・・

実際に、このような被害にあった場合、ウイルス対策ソフトの問題とは、なかなか思わないでしょう、ましてやネットにつながっていれば、こういった情報も入手できるのですが、PCが起動しない・起動してもネットにつながらないとなれば、どうしたらいいのかということになります。 
中には、PCが壊れた・・・・ということで修理に出すとかといったこともあるのではないかと思います。

ある日突然PCが起動しない、動作がおかしいなどという症状が現れたら、セキュリティソフトも疑ってみる必要がありそうですね・・・
そんな可能性も考え、自分の使っているセキュリティソフトメーカサポートに確認してみるのも一つの方法かもしれません。

 

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2010年4月8日木曜日

1台だけインターネット接続できない。。。基本を忘れずに

何事にも、基本を忘れてはいけない。
この仕事をしていて、何度か思ったことです。

NTTフレッツ光ネクスト回線をご使用中のお客様。
PC3台をひかり電話ルータPR-3000NEに有線で接続中、1台だけがインターネットに接続できない。そんなご依頼でした。
お友達の多少詳しい人に見てもらったけど駄目だった。とのことで、ご依頼いただきました。

お客様宅では、そのお友達も見てみたいとのことで、ご一緒におられました。
接続できないPCはWindowsXP SP3 IE8
他はVISTAと7の2台は問題なく接続できている状況。


まずはお客様に状況をお聞きしたところ
「前の晩まで何も問題なくインターネットが見れていた。」
「翌朝起動したところ、1台だけインターネットがつながらない」
「他のPCは問題なく見れている」とのこと
お友達から
「ルータへのpingは通っていて、ルータの管理画面も表示できている」
「IPアドレスはDHCPで問題なく取得できている」
「www.yahoo.co.jpへのpingが通らない」
「ファイアーウォールをOFFにしても変わらない」
ということで、結構詳しく調べているようです。

では、現状を確認してみることにしました。
ひかり電話ルータの状況は、
前面のランプ点灯状態は問題なし
背面 LANポート1-3 LANケーブル接続 各PCへ接続 問題なし

PCを確認してみたところ、2台(VISTA,7)はインターネット接続問題なし、がXPの1台は接続できない。
IPアドレス、DNSサーバアドレスともに自動取得で正常に取得できており問題なし。
ルータ設定画面を開いてみると、見事に開けているが、Yahooトップページを開くと、見事に「表示できません」となります。

これは以前記事にした「インターネットが繋がりません? DNSサーバーへ届いていないぞ」と同じかな?と思い、ルータのPPPoE設定を見てみることにしました。が、DNSサーバー欄は「サーバから割り当てられたアドレス」は使用するにしっかりチェックが入っています。
また、接続状態を見ても、DNSサーバアドレスは問題なく取得できているではないですか。

となると、PC側の問題かな?となるのですが、ここで、私の作業用PCにLANケーブルをつなぎ変えて確認・・・あれぇ同じ症状です。
IPアドレスは問題なく取得でき、ルータの設定画面は問題なく開けるがインターネット上のWebページが開かない。
LANケーブルを取り替えてもまったく同じ・・・こうなれば、疑うのはルータしかありません。
「どうやらルータのようですね」にたいして、お客様とお友達は「他の2台がつながっているので、ルータは問題ないかと・・・」

確かに、他の2台がつながっていることを考えるとルータとは考えにくいのですが、「とりあえず再起動してみましょう」ということになり、ルータを再起動してみました。

その結果、見事にビンゴでした。
ルータ再起動後、問題のPCでYahooトップページが何事もなかったように開けます。もちろん他の2台も問題はありません。

「インターネットが開けない」なんてときには、まず「機器の再起動」を行うのが基本なのですが、他の1台だけつながらない・・・という症状はこれまでありませんでしたので、原因がルータとはなかなか思えなかったです。

やはり何事も基本が大切だということでした。

 

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2010年1月21日木曜日

インターネットが繋がりません? DNSサーバーへ届いていないぞ

最近更新がめっきり減ってしまいました。
「気力・体力の限界!!」といいたいところですが、生来「怠け者」であるが故、一度怠けると気力を戻すのにどうも時間がかかってしまいます。

実のところ、日常のよくある事柄を記事にしても、読み手にとってはあまり面白いものではないだろうし・・・かといって、「こんなことがあった!あんなことがあった」と言えるほどの事柄にはなかなか遭遇しないものです。

先日、以前サポートさせていただいたお客様から「インターネットへつながらない」という内容のお電話がありました。
このお客様、半年ほど前にひかりマンションタイプで、VDSLモデム+無線ルータでPC3台の無線接続といたって単純な設定で、問題なく完了でした。

お話を伺うと、どうやらそのとき設定したパソコンを別の場所で新たに引いたひかり回線に有線で接続したところ、インターネットがつながらない。ということのようです。ちなみに、別のPCではインターネットがつながるということから、「前回の無線設定を行った人が、変なことをしたんじゃないか?」と疑われているようでした。

とりあえず電話で状況を聞いてみました。
まずは設置状況は、BフレッツネクストでNTTひかり電話ルータ「PR-S300NE」に有線でPC3台を接続。内2台がインターネットに接続できない。
接続できているPCはもともとその場所に設置されているXPのデスクトップ。
接続できないPCはいずれもノートでXPとVista。(2台とも前回無線設定を行ったPC)

電話で確認していただいたのが、
まずはルータのPPPランプが点灯しているか?
各PCのIPアドレスはどうか?
ルータの設定画面が開けるか?

実のところ、接続できているPCは広帯域(PPPoE)接続されていて、ルータに接続設定がされていないのではないかと疑っていたのですが、ルータのPPPoEランプは点灯しており、接続できているPCにPPPoEで接続されている形跡がないようです。
あと、考えられるのは、つながっていないPCのローカルエリアネットワークが「無効」になっている、若しくは「IPアドレスを手動で設定されている」と考えたのですが、3台ともDHCPサーバーからIPアドレスを取得できていて、それぞれからルータの設定画面が開けるのです。しかも、設定画面上、ルータは問題なくプロバイダーと接続できているようなのです・・・・

しかも、この辺の確認は、プロバイダーの電話サポートで確認をして、そのサポートの人から「前回無線設定をした業者が設定を変えてしまったのではないか?」と言われた。ってことのようです。

電話でのやり取りで確認できそうな内容は問題ないようですので、伺って状況を確認するしかないようです。何よりも、プロバイダーの電話サポートからの話で、お客様も”前回の無線設定作業の不備”を疑っているようですので、この汚名を晴らさなければなりません。

お伺いしてさっそく確認作業を行いました。
IEを開くと、Yahooトップページが開けるPCと開けないPCが並んでいました。
各PCからルータへpingを打ってみます。

ping 192.168.1.1
pinging 192.168.1.1 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=3ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=3ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=3ms TTL=255
Reply from 192.168.1.1: bytes=32 time=3ms TTL=255

Ping statistics for 192.168.1.1:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
    Minimum = 3ms, Maximum = 3ms, Average = 3ms

こんな感じでどのPCからもルータへの接続はOK

次にインターネットへ向けてpingを打ってみます

ping www.yahoo.co.jp

Pinging www.ya.gl.yahoo.co.jp [124.83.147.204] with 32 bytes of data:

Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=24ms TTL=44
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=26ms TTL=44
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=27ms TTL=43
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=26ms TTL=44

Ping statistics for 124.83.147.204:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:    Minimum = 24ms, Maximum = 27ms, Average = 25ms


インターネットが開けるPCは問題なく応答があります。
問題は開けないPCでping応答はどうなるかです。
C:\>ping www.yahoo.co.jp
Ping request could not find host www.yahoo.co.jp. Please check the name and try
again.

という結果です。では、IPアドレスでダイレクトにpingを打つと
C:\>ping 124.83.147.204

Pinging www.ya.gl.yahoo.co.jp [124.83.147.204] with 32 bytes of data:

Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=24ms TTL=44
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=26ms TTL=44
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=27ms TTL=43
Reply from 124.83.147.204: bytes=32 time=26ms TTL=44

Ping statistics for 124.83.147.204:
    Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
    Minimum = 24ms, Maximum = 27ms, Average = 25ms

IPアドレスでは応答するが、URLでは応答しないということは、
PCはルータを介してインターネットへ接続できているが、URLIPアドレスに変換できないというのが今回のトラブル原因です。


インターネットのWebページを開く場合、アドレス欄に通常http://www.yahoo.co.jp などとURLを入力すると、Yahoo! Japanのトップページが開きます。
実は、このwww.yahoo.co.jp は人が覚えやすくするための文字にしていますが、実際のアクセスはIPアドレス(124.83.147.204)でアクセスしています。
これは、「www.yahoo.co.jpは124.83.147.204だよ」と教えてくれるものがないとできません。このURLIPアドレスを教えてくれるものがDNSサーバーです。
要はDNSサーバーに接続できていないと、URLを入力しても、Webページを開くことができないのです。

接続できないPCのTCP/IP設定を確認してみますとimage
IPアドレスDNSサーバーアドレスも自動取得で正しく取得できています。image
(この場合、DNSサーバーはルータのアドレスになります。)

ということは、ルータがDNSサーバーアドレスを正しく取得できていないことになります。
ルータの設定画面から、接続状態を見てみますと、
DNSサーバアドレス 0.0.0.0 ・・・取得できていない状態です。
通常PPPoE接続では、プロバイダー接続と同時に、DNSサーバーも自動取得するのですが・・・(ダイアルアップ等PPP接続で、DNSサーバーを手動で入力する場合もあります。)
PPPoE設定画面を見てみると、案の定image
DNSサーバーアドレス欄の「サーバから割り当てられたアドレス」 使用するのチェックが入っておらず、またアドレスも入力していません。
これでは、接続しているPC→ルータ→DNSサーバーと行く経路がルータで途切れてしまい、結果DNSサーバーへアドレス変換することができずにWebページは開けないことになります。

では、同じルータに接続されているPCの中でWebページが開けているPCはなぜなのでしょうか?
答えは、PCのTCP/IP設定で、DNSサーバーアドレスが直接入力されていたのでした。

わかってみれば単純な話なのですが、ルータの設定を行うとき、通常はPPPoE接続ID、パスワード入力のみで、他の設定は必要はありません。
DNSサーバーに関しても、デフォルトでは使用するにチェックが入っており、意図的に設定を変更しない限り、こういう設定にはならないので、気がつきませんでした。

と、いうことで、今回はルータの設定を変更(DNSサーバーにアドレス自動取得)、PCもすべてDHCP自動取得に変更することで無事解決しました。

なにはともあれ、以前伺った際の私の作業に起因する問題ではないことをお客様にご了解いただき、ホット一安心です。

で、なぜこうなったか?という疑問は残るのですが、どうやらルータのチェックを外すように指示をしたのが、どこかの電話サポートのようでした。
お客様は「電話サポートで指示されたとき、この画面を開いてチェックを外すように言われた。そのあと、PCにDNSサーバーに入力した」との記憶があるそうです。
確かに、ある程度知識を持った人でないと、ルータのDNS自動取得を外して、PC側でダイレクトにDNSサーバーアドレスを入力するなんてことは思いつかないでしょうね。

どうやら「変なことをした」のは、私ではなく電話サポートの結果のようです。
よくよく話を聞いてみると、ルータ-PC1台の接続で突然インターネットが繋がらなくなったということで、プロバイダーの電話サポートを受けたようですが、その時はPC1台の接続だったので、1台うまくつながればOKといった形での電話サポートではなかったのかなと思います。
その後、今回のPC2台を接続したら繋がらないということで、再度電話サポートへ連絡をした結果、冒頭の、「前回の無線設定を行った人が、変なことをしたんじゃないか?」という話につながったようです。
無料の電話サポートとはいえ、こんなサポートでいいのですかね・・・・

 

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2009年10月4日日曜日

ルータが勝手にブリッジしちゃうって・・・

前回ルータの記事を書いていて、以前あったルータのトラブルを思い出しました。

「無線ルータを変更したら1台しかつながらない!」
こんな内容で依頼での作業でした。

回線はCATV、接続状況は
ケーブルモデム---バッファロー無線ルータ---PC2台(無線接続)

PC2台は、AOSSの自動設定ですでに無線設定済み、2台とも無線はつながっています。
しかし、インターネットにアクセスできるのは1台だけ、アクセスできないPCを確認したところ、IPアドレスが正常に割り振られていません。

とりあえず、ルータの設定画面を開くため、作業用PCを有線で接続し「192.168.11.1」を叩いてみたのですが、接続できません。
あれぇ・・・作業用PCのIPアドレスを確認したところ、IPアドレスがやはり正常に割り振られていないようです。ということで、作業用PCのIPアドレスを手動で192.168.11.10に設定、改めて、192.168.11.1へpingを送信・・・やはり、pingが通りません。

お客様に「ルータのIPアドレスの変更しました?」とお聞きしたのですが、お客様曰く「ルータを箱から開けて、ケーブルモデムに接続。後はAOSSボタンで無線設定をしただけだよ」との答えでした。

もしや、と思い「192.168.11.100」へpingを送信・・・通りました。
なぜか、無線ルータがブリッジモードで動作しているようです。
底面のモード切り替えスイッチを見てみると「AUTO」になっています。
 
どうやら、「AUTO」モードでは上位にルータがあるかを判断して、ルータモードをブリッジモードを自動的に切り替えてしまうようです。

今回、CATV回線ということで、無線ルータの「自動回線判別」で、CATVで割り振られたIPアドレスから、上位にルータがあるといった間違った判定を行ってしまったようですね。

192.168.11.100へアクセス、ルータ画面を開いてみたところ、案の定「ブリッジモード」で動作していました。
これを、ルータモードに変更したところ、無線ルータはまさしく”ルータ”となり、無事各PCへIPアドレスを割り当てることができました。

このルータの場合、切り替えスイッチが「AUTO」と「BRI」しかなく、オート側で「ブリッジモード」に設定されてしまうと、ルータ設定画面から「ルータモード」に切り替える必要があるのです。
この場合、PC側のIPアドレスを手動で設定しないと、ルータ設定画面を開けないので、一般の方ではなかなか設定が難しいですね。
しかも、マニュアルなどにはそういった記述が見当たらないので、わからないのではないかと思います。
この「AUTO」ってどうなのでしょうか・・・疑問ですよね。

ちなみに最近の機種では、切り替えスイッチがROUTE「ON.」「OFF」「AUTO」に変わっているようです。
やはり、自動だけでは呉検知で、正しいモードにならないことがあるということですね。

CATV回線などのIPアドレスを自動取得するような場合の、ルータ接続には注意が必要ですね。
自動で設定してくれるのはとても楽なのですが、自動設定は思ったようにならないことがよくあります。
「ルータが勝手にブリッジになっちゃう」ってどうなんでしょうか・・・

 


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2009年9月28日月曜日

回線と相性があるの?摩訶不思議なルーター

なかなかブログの更新が滞っていましたが、仕事が忙しくて・・・というわけではなく、生まれつきの筆不精が頭をもたげてしまい・・・

最近2回つづけて不思議なルータに遭遇しました。 
同一型番のスタイリッシュな白ボディとシルバーボディの小型ルータです

どちらもNTTのBフレッツ回線でのPPPoE接続なのですが、設定直後は問題なくインターネットが接続されたようですが、その後接続できなくなったという状況でのご依頼でした。

1台目の白ボディでは、確かにインターネットの接続ができていません。
ルータ設定画面上「セッション1未接続・セッション2未接続」となっています。
このルータの設定画面上、手動での切断/接続のメニューが見当たらないので、とりあえず電源OFF/ONで再起動してみましたが変わらず。
このときの表示はやはり「セッション1未接続・セッション2未接続」です。
前面のランプの状態は「WAN」「LAN」点灯、「Internet」点滅となっており、WAN側、LAN側ともに電気的には接続されている状態だが、PPPoE接続ができていないということになります。

この状況では、入力されている「接続ID」「接続パスワード」の認証エラーと考えられるため、まずはもう一度設定をやりなおしてみました。

ルータ設定画面の簡単設定から進むとまずは回線の自動判別になります。
まずは自動を選択したところ、正しく「PPPoE」接続と判定されました。
ここで、プロバイダーの「接続ID」・「パスワード」を入力します。
フレッツスクェアーの選択を行い、接続テストを行いました。
この結果・・・・認証エラーのようです。
メッセージは
・「接続ユーザーID」「接続パスワード」に誤りがある
・前回の接続時に異常終了した後、すぐに設定をしようとした
・回線の専用接続ツールなどを使用してパソコンで設定している
・モデムが正常に動作していない
といった内容です。・・・・むむむ

当然入力ミスであったり、またはお客様がパスワードを変更していたという事例もありますので、ID・パスワードをもう一度確認してみる必要はあります。
この確認のため、ひとまずルータは外し、直接PCと接続のうえPPPoE接続を試してみました。
このとき、ID/パスワードは直接入力せずに、まずはメモ帳に入力後それぞれコピー&ペーストで貼り付けてみます。

PCから直接接続でPPPoEは問題なく接続できました。
これで、メモ帳に入力したID/パスワードは、間違いがないことがわかりました。
では、ルータを接続後、もう一度再設定を行いました。
ID/パスワードはメモ帳のものをコピー&ペースト。これで設定は間違いがないはずです・・・・ところが、やはり接続できません。

では、ルータをルータの設定画面から工場出荷状態にリセットしもう一度同じ内容で設定してみました。
やはりつながらない。。。。
もう一度、ルータのリセットボタンでリセット後再設定・・・・で、やっと接続ができました。
で、最終確認にと、ルータ電源OFF/ONで確認したところ、なんとまた接続できないではないですか!
ええっ!!!

お客様も「あっ自分で設定したときと同じだ!設定して、インターネットは見れたんだけど、ルータの電源を一度抜いたらつながらなくなったんだよなぁ」
ということは、設定後電源OFFにすると、どうやら接続できなくなるようです。

ルータの不具合であれば、最新ファームウェアがないか調べたのですが、ファームウェアは1.40で最新版になっています。
このあと、何回か再設定しましたが、やはり接続できない!!
が、リセットボタンでリセット後再設定すると接続できるようになります。

この状況からみて、「ルータに問題があるようですね。できればメーカに現象を伝えて交換してもらう必要がありそうですね」とお客様にはご説明してこの作業は完了としました。
作業中このような場合、お客様に代わってメーカサポートへ連絡してみることも多いのですが、なんせサポートの電話が全くつながらないため、この日はこれで引き揚げさせていただきました。

このことから、1週間ほどして別のお客様で、まったく同じ現象に遭遇したのです。
こちらのお客様は、同じ型番のシルバーボディでした。
お客様のお話では、「自分で設定した直後は問題なくインターネットが見れていたが、しばらくしたらつながらなくなり、何度か設定しなおしたけど駄目だった!」ということでした。
こりゃ前回と同じ状況のようです。
真っ先に本体リセットボタンでリセット後再設定した結果、見事接続できました。やはり同じだ!と思ったのもつかの間
お客様に、前回同様の現象があったことなどをご案内しながら、パソコンを再起動、インターネットエクスプローラを開いたところ、「Yahoo!のトップページ」が表示されると思いきや、表示されたのはルータへのログイン画面です。

ムッッム、ルータのランプの状態を見たら、「Internet」ランプがむなしく点滅しているではないですか!!
設定画面をひらいたら、やはり「セッション1未接続・セッション2未接続」です。
前回の経験から、なんとなく電源を切らなければとりあえず接続ができていると思ったのですが、どうやら違うようですね。
その後、何度か設定しなおしたのですが、接続できても、電源OFF/ONで接続できなくなる・電源を落とさなくても、しばらくすると接続できなくなることが判明しました。
実は、接続できなくなる原因はPPPoEの接続認証に問題があり、接続してしまえば、とりあえずはつながっていると考えていたのですが、どうやらそれは間違いのようです。

少なくとも、一度接続できた状態でしばらくするとつながらなくなるということは、ルータに問題があると判断できますので、お客様には同じくメーカに連絡していただくことでご了解していただきました。

ルータの型番で検索してみると、「価格.com クチコミ掲示板」に同じような現象の書き込みが多数ありました。

ルータの設定でのトラブルに関しては、以前マルチセッションのフレッツスクエアがうまくルーティングできないといった経験はありましたが、ルータ設定でこういった現象は初めての遭遇です。

2台ともNTT東のBフレッツ回線・同じプロバイダーで起きていることを考えると、やはり「相性」ということなのでしょうか・・・
しかし1週間で2台も・・・やはりこのルータは摩訶不思議なルータと呼んでもいいかもしれません。

お勧め有線ブロードバンドルータ

 

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2009年5月21日木曜日

インターネットがつながりません・・・ パスワードの落とし穴

インターネット接続できない原因に思わぬことがあります。

昨年の夏は雷が多く、激しい雷雨とともに、停電なんてことも数回ありました。この停電の直後に「インターネットがつながらなくなった」ということで、ご訪問したお客様。
環境はひかり回線+ひかり電話ルータ、PC2台有線で接続しています。

お電話での確認では、
・ルータのPPPは消えている。
・ひかり電話は問題なく使えている。
・停電前は使えていた。
いずれにしても、PPPが消えているということは、プロバイダーと認証が通らず接続できていないということになります。

お伺いして、まずはひかり電話ルータの設定画面を開き、プロバイダーの接続情報を確認。
接続IDは問題なし。パスワードは接続情報のとおり入力。
これで、接続できるはずなのですが、やはりPPP認証エラーとなります。
ちなみに、フレッツスクエアへは問題なく接続できます。
ひかり電話はOK、フレッツスクエアはOK、とするとプロバイダーとの接続の問題であることは間違いありません。

ちなみに、PCから直接PPPoE接続で試しても、フレッツスクエアは接続できるが、プロバイダーには接続できない状況でした。

これはプロバイダーに確認するしかないかな?と思い、接続情報の書類を見ていたところ、裏面に手書きのパスワードらしき文字列が書かれています。

「お客さま、プロバイダーの接続パスワードを変更しました?」と伺ったところ、あっさりと「そうそう、前に変えたよ」って!
「パスワードを変更したら、ルータの接続パスワードも変更する必要があるのですが、変更しましたか?」
「パスワード変更をプロバイダーのホームページでした後何もしていないよ」とのことでした。

ということで、ルータの接続パスワード変更したところで、PPP点灯。
無事、インターネット接続ができました。
お客様は、パスワード変更したあともそのままでインターネットにつながっていたので、気にしなかったということのようです。

通常、プロバイダーへ接続するときに、「接続ユーザー名」・「接続パスワード」の認証を行います。
ルータの接続が継続されている間は、認証はしないため、パスワードの変更を行った場合、次の接続時に新しいパスワードが認証されることになります。

ルータでの接続の場合、ほとんどの場合常時接続されているので、パスワードが変更されていても、そのまま接続が継続されるので「インターネットにつながっている」ことになります。
今回の場合、停電で電源が落ちたため、電源を入れた時点では、パスワードが変更されていたため、古いパスワードのままでは認証が通らなかったということになります。

プロバイダーによっては、接続情報の書類に
「パスワードは定期的に変更しましょう」
と書かれていることがよくありますが、
「パスワードを変更したら、ルータの接続パスワードも変更しましょう」
とはあまり書かれていないですね。
数年前にもまったく同じ内容でご訪問させていただいたことがありましたが、ルータ接続の場合、停電でもない限り継続して接続されているので、パスワードを変更したことすら忘れていることもあります。

設定業者にご依頼するお客様の場合、ご自身でルータ設定を変更するのは難しいですよね。
その点、パスワード変更について書くのはいいのですが、しっかりフォローしてほしいものです。

 

「パスワード変更は忘れたころにやってくる」
といった事例でした。
パスワード変更したら、ルータ接続設定パスワードの変更も忘れず、その場で行いましょう。

 

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2009年5月10日日曜日

メモリー増設のススメ

このブログでも何回か書きましたが、パソコンサポートで遭遇する内容で、「パソコンの動作が遅い」「起動時間がかかる」そんな話がよくあります。

多くの方が、「データの保存量が多いと、PCの動作が遅くなる」と思っているようです。
データの保存量と、PCの動作スピードは、厳密には関係があるかもしれませんが、実際には大きな原因とはなりません。
確かに、システムドライブ(通常はC:)の空き容量が不足していることにより、動作が遅くなったり、不安定になることはあり得ることですが、見てみますとほとんどが空き容量はまだ十分残っている状況にもかかわらず、動作が遅いという症状が出ています。(特殊な環境を除き通常はシステムドライブ10%以上の空き容量があれば問題はないと思います。)
中には「写真をいっぱい保存しているから動作が遅っていると人から言われたので、すべて削除したのにほとんど変わらない。」なんて話もよく聞きます。

PCが起動する動作は
1.PC起動時にOS(Windows)アプリケーション(常駐ソフト)
を読み込むみ、メモリに展開する

2.読み込むアプリケーションが多いと記憶する場所が不足する

3.HDDに記憶する場所を確保してそこに書き写す(スワップ)

メモリは人間で言うと脳の中の一時的に記憶しておく場所ということになります。
たとえば、料理を作る場合、まずは本棚からレシピ本を取り出し目で見て記憶します。(アプリケーションの読み込み、メモリ展開)
すべてが脳の記憶容量のなかに、すべてが記憶できた場合、そのまま料理を開始し、脳の記憶の中で料理を作ることができます。
しかし、料理の手順が多い場合、すべてを記憶することができません。そんな時には、たとえば手順をメモして見えるところに貼っておく、または、料理本を手元に置いて、それを見ながら料理をします。
この作業がPCではスワップとなります。

このスワップが発生すると、料理をするための準備に、本を準備しメモを書く、または本をキッチンの見えるところに置き、都度読み返すという手順が増えるため、料理開始までに時間がかかります。
また料理中、料理をしながら本(メモ)を見るという作業が増えます。

PCの中でも全く同じです。Windowsを起動するための準備においても、メモリにすべて入りきらない場合、HDDへ書き写すという作業が増える。また起動してからも、HDDから読みだすという作業が増える分、起動が遅くなり、動作が遅くなることになります。

WindowsXPの場合、WindowsUpdateなどにより、起動時にメモリへ読み込まれる量が多くなってくることと、パソコンを使うことによって、システムに保存されるユーザ設定データなどが増えてくることいより、「購入当初より動作が遅くなった」ということになります。
また、起動時に読み込まれるアプリケーションのうち、ウイルス対策ソフトなどは年々機能が増えてきており、メモリへの読み込み量が大きくなってきています。

要は、PCを動かすために記憶している場所(メモリ)の容量が、中に入れるOS、アプリケーションより小さいため、メモリが不足してスワップが起こり、起動時間が遅くなるということが起こります。

この場合の対策は、メモリの容量を大きくする(メモリ増設)か、読み込むアプリケーションを少なくする(常駐ソフトの常駐解除)ということになります。

WindowsXP SP3の場合、以前行った実験(セキュリティソフト 起動時間が早いのは・・)ではセキュリティソフトをインストールしていない環境では、256MBでは不足気味(起動時間が遅い)という結果となり、セキュリティソフトをインストールした環境では512MB以上必要という結果になりました。
この実験では、WindowsXP+ウイルス対策ソフトのみの実験でしたので、その他常駐するアプリケーションがいくつか増える一般的な環境では、768MB程度のメモリ容量が必要と考えられます。
同様にWindowsVistaの場合、2GBのメモリが最低必要なメモリ容量であるようです。

数年前のPC(WindowsXP)の場合標準搭載メモリ容量は256~512MBが一般的でした。このため、現状ではやはりメモリ不足のため動作が遅くなることが非常に多いですね。
このため買い替えを検討しているなどとよく聞きますが、最近メモリの価格もだいぶ安くなってきています。
PC動作が遅いと感じたら、搭載メモリ容量を確認してみてください。もし512MB以下でしたら「メモリの増設」を考えてみてはいかがでしょうか?

512MBのメモリを増設するだけで、見違えるほど起動時間が早くなるはずです。

Windows XP搭載メモリ容量の確認方法 
スタート→コントロールパネル→システムとクリック
image
image
全般のタブをクリック 右下の***MB RAMがメモリ容量
image

お勧め増設メモリ

Amazon ショップ 増設メモリ

*メモリはPCにあったメモリでないと増設することはできません。
メモリ増設の際にはPCのマニュアルなどを確認して、PCにあった規格のメモリを購入してください。

 

パソコン動作が遅いなどトラブル診断、PCメモリ増設など
パソコンサポートなんでも行います。
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2009年5月5日火曜日

無線LANがつながらない・・・・よくあるトラブル??ではなかった その2

「無線LANでインターネットがつながらない」お客様、意外な展開の「無線LANがつながらない・・・よくあるトラブル??ではなかったぁ その1」続きです

ルータからお子様の部屋へつながっているLANケーブルの先にはHUB、その先にデスクトップが1台、ノートが1台つながっています。
2台とも起動しているのですがノートパソコンへ接続されているHUBのリンクランプが激しく点滅しています。
どうやらこれが原因のようです。
ノートでIEを開いたところ、「表示できません」ですね。とその時、突然ダイアログが開きカウントダウンを始めました・・・・

えっ!っと以前よく見たやつですねぇ
「いまだにあるんだぁ」といった感じです。
とにもかくにも、まずはLANケーブルを抜いてと、PCは再起動したところで、よくよく観察してみると、Windows XP無印ですね。
タスクマネージャーを開き、プロセスを確認、「msblast.exe」がありました。とりあえずこれを停止して・・・・

このパソコンは・・・?、調子が悪いからということで、何年も使っていなかった親戚からもらってきたとのことです。数日前にこのパソコンをネットワークに接続したところから、「インターネットが見らなくなった」ようです。どうやら、ウイルス感染したパソコンから異常なパケット送信により、ルータがハングアップしたものと考えられ、原因はこれで決まり!
 
このパソコンよくよく見てみると、パソコンの中には前の持ち主が使っていたと思われるファイル(仕事の関係?ファイル)やら、メールが削除されてなく、残っているままもらってきたようです。 幸いリカバリーディスクも一緒にもらってきていましたので、この際リカバリーをしてから使うほうがよさそうだという結論になり、リカバリー後WindowsXP SP2へアップデート、Winndowsアップデートを行い、アンチウイルスソフトについては、メモリ増設と合わせてご検討していただくことにしました。

また、同じLAN内のパソコン2台については、セキュリティソフトがインストールされていましたので、ウイルススキャンを実施確認した結果、ウイルス感染はありませんでした。

ということで、今回は無線LANがつながらない・・・原因は有線LANでつながっていた別のパソコンのウイルス・ワーム感染でした。
結局、リカバリー、アップデートまでの作業で、夕方ご訪問してから3時間強の作業でした・・・疲れました。

 

 

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無線LANがつながらない・・・よくあるトラブル??ではなかったぁ その1

「昨日まで問題なくつながっていたのに、今日になって無線LANがつながらない・・・」サポート依頼の内容でよくあるトラブルです。
前にも記事に書いたのですが、まずは状況をお聞きします。
1.無線ルータの状況 電源・ケーブル接続・ランプ状態
2.有線ではどうか? LANケーブルではつながっているか?
3.ルータの設定画面が開けるか?
以上を聞いてみて、電源をOFF/0N(再起動)を試していただきます。


大概はこれで、「インターネットが見られるようになった!」ということで、OKサポート終了となってしまいます。
これで終わってしまって、仕事にはならないということが多いですね。
本当のところ原因はよくわからないのですが、無線ルータ内部で「フリーズ」してしまい、一見正常に動作しているように見えて、実はインターネットへアクセスできない状況になっているようです。

先日あった例ですが、この後がありました。
「とりあえずは、これで様子を見ていただいて、同じ症状が頻繁に発生するようでしたら、また連絡ください」ということで、電話を切ったのですが、1時間ほどしたところで、またまた連絡が入りました。
「しばらくよかったんだが、またインターネットが表示できないが起きて、言われたとおりルータを再起動したけれど、10分程度使っていると同じ事が起きる」とのこと。
「今日、何とかならないだろうか?」ということでしたので、緊急でお伺いすることになりました。

お伺いしてまずはパソコンを確認!
まずは、無線LAN接続状況を確認。
ルータはNTTひかり電話ルータ(PR-200NE)+無線LANカード、PC側はVAIOノートでWindowsXP SP3 内臓無線LAN IE7といった感じです。
まずは接続状態は・・・
ワイヤレスネットワーク接続の状態からIPアドレスの状況を確認
DHCPでIPアドレスは正しく取得、デフォルトゲートウェイ・DNSはルータアドレスとなっており問題なし。
では、ルータ設定画面をということでIEからルータアドレスを入力、ム、ム開けないですねぇ

ここで、ルータを再起動後、無線LANが接続したところで、IEを開くと何事もなかったかのように「Yahoo!Japan」トップページが開きます。その後ルータへアクセス、やはり問題なく設定画面が開きます。

この状態でしばらくするとまたアクセスできなくなるとのこと。
ウーム・・・とりあえずルータを見てみることに。
ルータのランプ状態は異常はありません・・・・とん、いやACTランプが激しく点滅・・・
PCは特に操作はしていないのに、何かが激しく通信をしているということですかね?
ふと、ルータを見ていたら、ルータからLANケーブルが伸びています。裏側を見ると、LANポートにケーブルが接続されていて、そのポートのランプが激しく点滅している・・・
と、見ているうちに、「またつながらなくなりました」の声が・・・
「有線でパソコンが接続されていますか?」
「息子の部屋にパソコンがあります」とのこと。どうも原因はこれだなということで、お子様の部屋へ・・・・

>>>ということで次回につづく


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2009年5月4日月曜日

パソコンの動作が遅い・・・その原因は

パソコンがなかなか起動しない、起動しても動作が遅い、反応が鈍い。
パソコンサポートでお伺いしたとき、お客様からよく聞く内容ではあります。
まずはご依頼の作業を終えてから、「少し見てみましょうか」ということで、パソコンの状況を見てみます。
パソコンを見てみますと、標準搭載メモリ256MBのWindows XP+セキュリティソフト・・・・こりゃメモリ不足だな!!という例が多いですね。

最近の例ですが、新しいノートPCと無線ルータを購入したので、設定してほしいとのご依頼で伺ったお客様でしたが、
「これまで使っていたデスクトップが最近調子が悪いんだよね、新しいPCを買ったことだし、そんなには使わないからいいんだけどね。」
無線LAN設定をしながらそんなお話だったので、「ちょっと見てみましょうか」ということで、設定終了後、古いデスクトップを見てみることに・・・

5,6年前に購入したというデスクトップです。
お話を聞いた限り、セキュリティはウイルスバスターを確か使っているとのこと、ただメモリは増設などはしていないとのことですのでメモリは256MBもままかな・・・こりゃメモリ不足だな!!ということで、さっそくPCを起動してみました。

「それにしても遅い!」
電源ONから、もうすでに10分はかかっているのですが、マウスカーソルは砂時計のまま、HDDランプは点灯したままという状態です。
「いつもそんな感じだよ」とおっしゃられるのですが、いくらなんでもこりゃ遅いぞ!
ということで、やっとのことで、起動したのが20分は過ぎた頃です。
起動後も、何をするにもPCから「どっこいしょ」と聞こえてきそうなくらいの動作状態です。

まずはシステムのプロパティでを確認。
CPUはCeleron1.8GHz、メモリ480MB(512MB-ビデオメモリ32MB)でした。お客様のおはなしではPC購入したときにメモリは256MBを増設したとのことです。
それにしては、遅すぎる!

ウイルス・スパイウエア感染をまずは疑って見たのですが、インストールされているウイルスバスターで最近スキャンをしているようなので、ログを見てみましたが、特にウイルスは見つかっていません。

で何気なく、スタートボタンからすべてのプログラムを見ていたら”ウイルス警備隊”の名前が目に入りました。
そういえば、そんな名前のアンチウイルスソフトがあったけ!
えっ、ウイルスバスターがしっかりタスクトレイにあるぞ!

そうなのです。アンチウイルスソフトの2重インストールのようですね。というわけで、ウイルス警備隊をアンインストールしたところ、だいぶ動作が軽くなり、原因はやはりアンチウイルスソフトの2重インストールだったようです。
ただ不思議なのは、ウイルス警備隊はだいぶ古いソフトなので、ウイルスバスターを後からインストールしたと思うのですが、通常はインストールチェックでアンチウイルスソフトがあるという警告がでてインストールはできないはずです。
バスターはウイルス警備隊が入っていることをスルーしたのかな?

「なぜ、2重インストールになったか、いまいち納得できないのですが、これが原因です」ご説明したところ、「なんだ!それって駄目なの?」という返答が返ってきました。
よくよく話を聞いてみたところ、ウイルスバスターでスキャンをすると必ず出るので、お友達が来たときにそんな話をしたら、「ウイルスに感染したんじゃないか?」と言われ、友達が持ってきてくれた「ウイフス警備隊」をインストールしたとのこと。
ウイルスバスターのログを見ても、ウイルスが見つかっていません。
どうやら、クッキーを削除しているのを見て、ウイルスだと思ったようです。
確かに、ウイルスバスターでスキャンすると「解決済みのセキュリティ脅威」という窓が開いて、削除したクッキーが表示されると「ウイルスに感染した」と思う人もいますよね。
   image
 

「ウイルス警備隊」は2002年11月に「V3 VirusBlock」に変わっており、現在のウイルスに対してはまったく役に立たないソフトなのですが・・・・

お客様は、PCが復活したと喜んでおりましたが、やはりメモリ480MBでは不足気味のようですので、メモリを差し替えになりますが、容量を増やすことで、快適に使えますよとご案内し、作業完了となりました。

以前はよくあったことですが、最近は全く見なかったので、あまり気にしていなかったことでしたが、PCが遅くなる原因の一つとして頭には入れておかなければいけないですね。

 

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2009年4月15日水曜日

インターネットが見られない・・・こんなことも

パソコンは正常に起動している。
ネットワークも問題なく接続できている。
メールの送信受信も問題ない。

こんな状況で、インターネットが表示できない

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こんな症状でよくあるのがセキュリティソフトのファイアーウォールがインターネットエクスプローラの通信を遮断していた!

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上の画像はノートンインターネットセキュリティ2009のプログラム制御ですが、Internet Explorerが遮断されているためインターネットは表示できません。

初めて起動する際にノートンの場合はInternet Explorerを自動的に通信許可(表示は自動)となるのが、何らかの理由で遮断してしまうことがあるようです。

以前同様の症状でサポートに伺ったお客様の場合、やはりInternet Explorerの通信が遮断されていました。
どうやらIE6→IE7へアップデートし、初回IE7を起動した際に通信を 許可する/許可しない とポップアップ、許可しないとしたかもしれないということで、IE7でインターネットへの通信が遮断される結果たなったと思われます。(セキュリティソフトはノートンではありませんでしたが・・・)

通常ではInternet Explorerは通信を遮断するなどの変更をしない限りこういったことは起こらないのですが、アップデートにより、セキュリティソフトが未学習のプログラムだったため、許可する/許可しない ポップアップが出たものと思いますが、突然ポップアップされると、何か危険なもの!という感覚で、許可しないをクリックしてしまったようです。

インターネットだけが表示できないという症状がありましたら、一度ファイアーウォールのプログラム制御を確認してみてください。
もし、通信を遮断しているようでしたら、許可にしてみてください。
これが原因なら、インターネットが見れるようになるはずです。

 

 

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