唐突な話題なのですが、業務改善、品質管理(品質改善)とかでよく使われる言葉です。
ちなみに、製造工場でよく目にする張り紙に
「PDCAサイクルをまわして仕事を改善しよう!」
「PDCAサイクルで品質改善!」
というのを目にします。
以前在職していた会社が製造業だったこともあり、品質管理(品質改善)など仕事の上ではいつでも意識する言葉でした。
なぜ、PDCAを書く気になったかというと、PDCAを知っていることで仕事(パソコンサポート)でもとても役に立つのかなと考えているからです。
では、PDCAとは
P=Plan(計画)
まず、何をするのか目標に対する計画を立てる
D=Do(行動・実行)
計画に沿って、行動・実行する
C=Check(確認・現状の把握)
実行した結果を確認する・実行後の状況を把握する
A=Action(判断・次の改善)
確認した結果が目標到達したのか、判断 次の目標立案をする
字で書くと何か難しいように見えますが、人が何かをしようとしたときには必ず、無意識に「PDCA」を行っていると思います。
「おいしい味噌汁を作る」なんてことを、PDCAで分解してみると
Plan おいしい味噌汁を作るための手順を考える
Do 考えた手順に沿って、味噌汁を作る
Check 味見をする
Action 味見をした結果がよければ完成 悪ければ次の計画を作る
普通はこれで終わりではないですよね、味が薄い・濃いなどで、さらに手を加えることがあると思います。
これもまたPDCAにそって進んでいきます。
Plan 味を調えるための手順を考える
Do 考えた手順で味を調える
Check 味見をする
Action 味見の結果よければ完成、悪ければPlanに戻る
このように、PDCAを何回か繰り返し最終的には完成となります。
また、PDCAを繰り返すことを「PDCAサイクル」とか「PDCAを回す」といいます。
ちなみにこの「おいしい味噌汁を作る」の話は私に品質管理を叩き込んだ元上司の受け売りです・・・・
パソコンサポートを行うときのPDCAとはどういうことかと考えますと
サポートご依頼の内容が 無線LAN接続設定だった場合
Plan 無線LAN接続設定の手順を考える
Do 考えた手順に沿って作業を進める
Check 無線LANの接続できているか確認する
Action 確認結果を判断がよければ完了、できていなければ、次のPDCAへ
ここで、大切なのはCheckです。
品質管理ではCheckするサンプルは必ずランダムサンプリングでなければなりません。
先ほどのたとえで、「おいしい味噌汁を作る」時のCheckする前にはよく混ぜてから味見をする必要があります。味に偏りがあると、実は味噌の量は適当でも、しっかり混ざっていなくて味見で掬った場所が薄かった場合「味が薄い、味噌を足さなきゃいけない」と間違った判断をしてしまいます。
ですから、味見をする前には、よく混ぜて偏りがない状態をつくり、任意ところから掬って味見をします。
パソコンサポートの場合、よく混ぜるとかはできませんので、設定内容が保持されているかは電源投入時点で確認しなければいけません。
パソコンは一度シャットダウン、無線ルータ等の機器も一度電源OFFから電源ONで起動した時点でCheckします。
また、確認結果が思わしくない(無線がつながらない、無線はつながっていてもWebページが表示しないなど)が起きた場合は、この原因を追究するためのPDCAを回します。
Plan 確認したときの現象から、原因を探る・改善する手順を考える
Do 手順を実行する
Check 改善できたかは確認する
Action 改善できれば完了、できなければさらにPDCAを回す
大まかに書きましたが、もちろん大きなPDCAの中に、小さなPDCAが含まれています。
もちろん具体的に紙に書きながらサポートを行っているわけではありませんが、このように、PDCAを意識しながら作業を進めることで、今時分は何をしているのか、何をしなければならないのかを考えながら作業を進めることができます。
皆さんも日常生活でも、PDCAの考え方はいかせると思いますので、取り入れてみたらいかがですか?
このほかにも品質管理の考え方が、役に立つことがありますので、また機会があったら書いてみたいと思います。
このような考え方で山梨県甲府市周辺エリアでパソコン訪問サポートを行っています。
パソコンに関することでお困りでしたらパソコン訪問サポート ホラグチをよろしくお願いします。
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